果物

桃と呼ばれるようになった由来という物はありますか?

桃という名前の由来には諸説あります。
一番有力とされているのは、「真実(まみ)」が転じたとされる説です。
桃は昔から様々な話の中に登場し、神によって使われていたことが多い果実です。

日本では日本原初の神である伊邪那岐命(イザナギノミコト)が黄泉の国の黄泉比良坂で悪鬼たちの襲撃に遭った時、3個の桃を投げて難を逃れたという話があります。
また昔から有名な桃太郎は桃から生まれた男の子が鬼を退治しにいくという話です。
桃の発祥の地である中国でもその実は不老不死の象徴であり、不老不死の世界は「桃源郷」と桃の名前が入っています。
神々の女王である西王母は、食べれば不老不死になるという「仙桃」と呼ばれる不思議な桃の生える木を持っているとも言われています。


また西遊記でお馴染みの孫悟空は桃を盗んで天界を追われたとも言われているほどです。 西洋においてもギリシャ神話の神々が飲んでいたお酒が「ネクタル」という神酒で、ネクター(桃)からきたのではないかと言われているのです。
他にはその外見の赤い実から「燃実(もえみ)」からきたという説や実がたくさんなることから「百(もも)」または「実々(みみ)」とそのままの見た目から名づけられた説などがあります。
産毛が生えていることから「毛々(けけ)」という説や脚の付け根にある腿と同じく、中身が固く外側が柔らかいものをすべて「モモ」と呼んだことからきたなどと身体に例えた諸説などもあります。

実は桃には十種類以上の諸説があるとされており、読み方がその状態を表しているとされているためにどの諸説もそれなりの意味があることから断定はできなくなっています。
その中で唯一、漢字だけは「桃」となっており、「兆」は左右二つになるさまを表し、「木+兆」で実が二つに割れる木を意味しているそうです。
これは「桃」の実が左右に割れるところから来ているとのことですが、桃が割れるというのは古来からのお尻によく似た形の「天津」からでしょうか。

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